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新技術! Meta・Cockpit ぐるりビジョン VRゴーグルアプリ 圧倒的な没入感と臨場感で現場を再現、遠隔管理がより効果的に

新技術! Meta・Cockpit ぐるりビジョン VRゴーグルアプリ
圧倒的な没入感と臨場感で現場を再現、遠隔管理がより効果的に

VOL.12 実施場所:本社企画開発室

2026年度

VRゴーグルでみる/360度プラントビュー

XRデバイスが映し出す仮想空間を経由して、遠隔で現場を管理・運営する技術「Meta・Cockpit」シリーズ。メガネ型XRデバイスに加えて、新たにVRゴーグルでの開発に取り組み、このほどデモが完成しました。 会議室にいても、自宅でのリモートワークでも、VRゴーグルを装着すれば、瞬く間に行きたい現場・工場へ空間まるごとひとっ飛び! これまで以上にプラントの最適な遠隔管理・運営の実現に期待が高まります。今回はそのMeta・CockpitのVRゴーグルの開発をレポートします。


株式会社別川製作所 企画開発室
https://bcreer.betsukawa.co.jp/

360度プラントビューの仮想映像と作業者が一体になる空間

開発したのはXRデバイスに映し出された360度パノラマビューの映像を送りながら、仮想空間を介して実際の現場へ移動する「ぐるりビジョン」のVRゴーグルバージョンです。XRデバイスの中でも、VRゴーグルは没入感の高さが特長です。人間の目で一度に見ることができる視界の角度「視野角」が大きく、先行開発のメガネ型XRデバイスに比べると視野角は約2倍の広さ。現実世界を遮断して広範囲を覆うように映像を表示し、顔の向きを変えても視界が途切れないので、仮想空間にワープしたような臨場感でみることができます。実際、VRゴーグルを着けた当社の社員がデモの仮想工場を試しに「歩いてみた」時、眼前のリアルな視界に引き込まれるあまり、現実のオフィスで壁にぶつかりそうになり…という出来事が。そんな現実を忘れてしまうほどの高い没入感を得られます。

開発に向けて選んだVRゴーグルの機種は「Meta Quest 3」。ゲームの世界で人気が高い機器ですが、だからこそ、一般ユーザーにとって使い勝手が良く、比較的入手しやすいことも決め手になりました。

仮想空間での現場の再現には、メガネ型のぐるりビジョンXRの構築にも使用した360度カメラの撮影画像を流用しています。加えて、その仮想現場の画像には、同様に現場の情報にリンクするCUBEを配置。CUBEには機械の仕様書pdfや現場に設置したカメラのリアルタイム映像、マニュアル動画などへのリンクが埋め込まれており、仮想空間上でそのCUBEを指でつまんで放すと(ピンチング)、必要な情報に瞬時にアクセスが可能となります。このように、VRゴーグルはぐるりビジョンのメガネ型XRデバイスの素材と機能を微修正、移行する柔軟な展開により短期間でデモを完成させ、時間とコストを押さえた開発につなげました。

起動・操作も1台で スマートな着け心地

先に開発していたメガネ型XRデバイスは、現時点ではデバイス自体にアプリを搭載することができません。通信はWi-Fiを利用しますが、画面を操作するコントローラーとしてスマホを持ち歩く必要があり、その点が課題でもあります。一方、VRゴーグルはデバイス本体に開発アプリをインストールし、起動から操作も全て、VRゴーグル1台で完結させることができます。衣服のポケットにしのばせたスマホに気を取られることなく、会議室や自宅など、今いる場所から現場の巡回へとすぐに出発できるのです。

さらに仮想現場内で複数の場所をスムーズに行き来することも可能です。巡回中に、離れた場所にある関連のポイントを確認する必要が出たら、そのポイントまで1シーンずつ順番に映像を送らなくても、アクセス先のリンクを対象の画像に埋め込んでおけば一瞬で希望の場所へ移動できます。このように必要に応じて、リンクを埋め込むための管理用webサイトも、運用に向けた開発を進めています。

さて、ここまで没入感の高いVRゴーグルにフォーカスしてきましたが、メガネ型XRデバイスにもメリットはあります。VRゴーグルに比べて装着が簡単だったり、軽量なので身に着けていても身体的なストレスは少ないのは確かです。2機それぞれに良さがあり、活躍する場面があります。イベントや展示会などでたくさんの方に手にとっていただき、2タイプのXRデバイスを比較しながら、こんな時はVRゴーグルを使いたいな、この場面にはメガネ型XRデバイスが必要かも…など、現場のスマートな働き方に想いを巡らせてみてほしいなと思います。

「NEXT STEP」 当社本社工場の現場で試験導入、さらにブラッシュアップへ

Meta・CockpitのぐるりビジョンVRゴーグルアプリは、2027年度早々に当社の本社工場で試験的に導入し、現場の社員に使い勝手や改良が必要な点などをヒヤリングしたいと考えています。
別川製作所ブース特に塗装工場から徒歩約5分の場所にある排水処理場の遠隔管理の有効性をまずは確かめてみたいです。
状況確認のため離れた場所を行き来するのは、現場社員にとって時間的にも体力的にもロスが少なくありません。
別川製作所ブース 塗装工場でVRゴーグルを装着し、排水処理場の沈殿槽の状態や盤の稼働状況などがリアルタイムで把握できるようになれば、負担軽減につなげられるので検証していきたいと思います。

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